アマゴ釣りのエサといえば、イクラ、ブドウ虫、サシ、ミミズ、川虫などを思い浮かべる方が多いと思う。
私も最初は一般的なセオリー通り、複数のエサをローテーションしながら釣りをしていた。
しかし現在、放流日のアマゴ釣りではイシゴカイしか持って行かない。
もちろん、本格的な渓流釣りでは考え方が変わる部分もあると思う。
あくまで私が解禁日から数週間ほど楽しんでいる放流アマゴ釣りにおいての考え方である。
今回は、私がイシゴカイ一本になった理由について紹介したい。
最初は私もエサをローテーションしていた
最初はイクラ、ミミズ、サシなどを持って釣り場に向かっていた。
「エサはローテーションした方が釣れる。」
そんな話をよく聞いていたので、その通りに実践していたのである。
実際、ローテーションは効果が感じられた。
しかし、続けているうちに別の問題も見えてきた。
エサを何種類も持って行くと意外とお金が掛かる
エサは一種類だけならそれほど高くない。
しかし、
・イクラ
・サシ
・ミミズ
・川虫
と揃えていくと、それなりの出費になる。
さらに、生きエサは日持ちしないものも多く、釣行後には余ってしまうことも少なくない。
処分にも困るため、もっと無駄なく使えるエサはないものかと考えるようになった。
イシゴカイを持って行ったのは興味本位だった
そんな時、ローテーション用の変わり種として購入したのがイシゴカイだった。
イシゴカイといえば海釣りのエサという印象が強い。
そのため、正直そこまで期待していた訳ではない。
ところが、実際に使ってみると予想以上に反応が良かった。
一回目の釣行では「たまたまかもしれない」と思った。
しかし二回目も同じようによく釣れた。
その日は保険として持って行ったイクラがほとんど出番のないまま余ってしまったのである。
この頃から、放流日のアマゴ釣りではイシゴカイだけでも十分ではないかと考えるようになった。
私が放流日のアマゴ釣りでイシゴカイを使い続ける理由
アマゴの口に入りやすい
イシゴカイは細く柔らかいため、アマゴの口に自然に入りやすい。
放流魚にはこのサイズ感が非常に扱いやすい。
好きなサイズに加工できる
イシゴカイ最大のメリットは、大きさを自由に変えられることである。
ハサミで切れば、
・最初は少し大きめ
・反応が落ちたら少し小さく
・最後はイクラくらいのサイズ
まで自由に調整できる。
これはミミズではやりづらい。
頭も尻も無駄なく使える
私は30gほど購入して一日釣ることが多い。
イシゴカイは切って使うため、頭側も尻側も無駄なく使える。
そのため、一人で使う分には30gあれば十分足りると感じている。
切った時の体液が効いているように感じる
これは私の推測になる。
イシゴカイを切ると独特の体液が出る。
私は、この匂いがアマゴにアピールしているのではないかと思っている。
実際、時間が経って体液や匂いが抜けたエサは反応が落ちるように感じる。
もちろん証明できるものではない。
しかし、長年使ってきた中でそう感じている。
エサ持ちが非常に良い
イシゴカイは針に残りやすい。
魚を釣り上げた後もエサが付いていれば、そのまま再投入してもう一匹釣れることも珍しくない。
このエサ持ちの良さも、私が使い続けている理由の一つである。
放流日は徐々に餌のサイズをダウンしていく
私の使い方は非常にシンプルである。
最初は少し長めに付ける。
釣れなくなったら少し切る。
さらに釣れなくなったら、また少し切る。
最終的にはイクラほどのサイズまで小さくしていく。
これは管理釣り場でルアーサイズを徐々に小さくしていく感覚によく似ている。
ルアーをローテーションする代わりに、エサのサイズをローテーションしているようなイメージである。
私が勝手に呼んでいる「ルアータイム」とは
放流日のアマゴ釣りでは、ある時間を境に魚がエサにほとんど反応しなくなることがある。
私はこれを勝手に**「ルアータイム」**と呼んでいる。
もちろん正式な名称ではない。
私が現場で感じた状況を表現するための呼び方である。
放流直後は素直にエサを食っていた魚も、多くの釣り人から何度もエサを見せられることで徐々にスレてしまう。
すると、エサにはほとんど反応しなくなる一方で、ルアーの光の反射や急な動きにはリアクションで口を使うことがある。
私はこのタイミングを一つの区切りとして考えている。
ルアータイムに入る前の最後の悪あがき
ルアーロッドに持ち替える前に、私が必ず試すことがある。
それが、イシゴカイを流れとは逆方向にゆっくり引く方法である。
これはエサをルアーのように動かし、リアクションを誘う釣り方である。
もちろん、本格的な渓流釣りで行う方法ではなく、放流日に魚が大量に残っている状況だからこそ成立する釣り方だと思っている。
私はこれを「ルアータイムに入る前の最後の悪あがき」と考えている。
実際、放流日にたくさん魚を釣った人ほど、このように最後まで工夫しながら楽しんでいる姿を見かける。
ここまで試して反応が無くなれば、私は迷わずルアーロッドに持ち替える。
イシゴカイを買う時の注意点
前日に購入するのがおすすめ
イシゴカイは低温で湿らせておけばそれなりに日持ちする。
しかしながら生き物であるため、前日に購入した新鮮なイシゴカイを持って行くのがおすすめである。
保冷剤に直接当てない
以前、保冷剤と一緒にクーラーボックスに入れてしまい、イシゴカイを凍らせてしまったことがある。
クーラーボックスで持ち運ぶ場合は注意が必要である。
死んでも釣れるが鮮度は重要だと思っている
凍って死んでしまったイシゴカイでも、解凍後に問題なくアマゴは釣れた。
そのため、生きているかどうかはそこまで重要ではないのかもしれない。
ただし、時間が経って体液や匂いが抜けると反応は落ちるように感じる。
私は鮮度の方が重要だと思っている。
放流日以外でも十分使えるエサだと思っている
私は放流日のアマゴ釣りで使うことがほとんどである。
しかし、沢を登る渓流釣りでもイシゴカイを使って釣れた経験がある。
渓魚いるポイントは普段からエサが豊富な環境というわけではない。
そのため、とりあえず口に入るものは試しに食べてみる習性があるのではないかと私は考えている。
その意味でも、イシゴカイは放流日だけでなく渓流でも十分通用するエサだと思っている。
まとめ
私の放流日のアマゴ釣りの餌はイシゴカイ一本である。
理由は、
- アマゴの口に入りやすい
- ハサミで自由にサイズ調整できる
- エサ持ちが良い
- 頭から尻まで無駄なく使える
- 複数のエサを買う必要がなく経済的
だからである。
もちろん、イクラやサシ、ミミズにもそれぞれ良さがある。
しかし、放流日のアマゴ釣りという条件で考えるなら、私にとって最も使い勝手が良く、最も信頼しているエサはイシゴカイである。
読者の皆様も一度試してみてほしい。
きっとイシゴカイの素晴らしさに気がつくはずだ。
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蓋の上のちょい置きトレーがとても便利な餌箱です。
ちょい置きトレーに切断後のゴカイを入れておくことができて餌が無駄なく使用できます。
解禁日のゴカイの管理はこれだけでOKな逸品です。

