愛北エリアのウナギ釣り仕掛け|石底で根掛かりを減らすための考え方

愛北エリアのウナギ釣り仕掛けアイキャッチ

江南市や犬山市など愛北エリアの木曽川は、大小さまざまな丸石が入っている場所が多い。

そのため、一般的なウナギ釣り仕掛けをそのまま使うと、オモリが石と石の隙間へ入り込み、かなり根掛かりしやすい。

私も愛北エリアでウナギ釣りを始めた頃は、一投に一回根掛かりするような状態で、まともに釣りにならなかった。

特にナス型オモリや中通しオモリ単体は、石の間に入り込んでしまい、回収不能になることも多かった。

そこで石底でのぶっこみ釣りについて調べたが、なかなか情報が出てこない。

そんな時、木曽川で「流しガリ」をしている集団と出会い、そこから現在の仕掛けの考え方に繋がっていった。

今回は、愛北エリアで実際に使用しているウナギ釣り仕掛けと、その考え方について書いていく。


目次

愛北エリアのウナギ釣りは石底との戦いになる

愛北エリアの木曽川は、大小さまざまな丸石が川底へ入っている場所が多い。

しかも石のサイズがバラバラなため、石と石の隙間も不規則になる。

その結果、普通のオモリを使うと、その隙間に入り込みやすい。

立田大橋周辺のような下流域では、「流れで仕掛けが流される」ことが根掛かりの原因になりやすい。

しかし愛北エリアでは、それよりも、

「石と石の隙間に挟まる」

ことが最大の問題になる。

浅場でも深場でも、石底である限り、挟まることによる根掛かりが絶え間なく襲ってくる。

そのため、愛北エリアのウナギ釣りでは、

「どうやって石の隙間に入らないようにするか」

がかなり重要になる。


普通のオモリでは釣りにならなかった

愛北エリアで釣りを始めた頃は、ナス型オモリや中通しオモリを単体で使っていた。

しかし、これが本当に釣りにならなかった。

一投に一回根掛かりするような状態で、仕掛けロストもかなり多かった。

特に回収時に石の隙間に入り込み、そのまま回収不能になることが多い。

最初は、

「自分の操作が悪いのか」

とも思った。

しかし何度やっても状況は変わらない。

そこで、石底でのぶっこみ釣りや、上流域や渓流で似た釣りをしている人の情報を探した。

ただ、ネット上ではなかなか情報が出てこなかった。


木曽川で「流しガリ」を見た

そんな時、木曽川で「流しガリ」をしている集団を見つけた。

話を聞くと、流しガリはコロガシの派生型釣法らしい。

コロガシ仕掛けに、少し変わったオモリを付け、魚道に仕掛けを置いて流れに任せる釣りとのことだった。

そのオモリは、丸型オモリへ丈夫な針金を通したような形状をしていた。

さらに先端へ、爪楊枝のような水抵抗を受けるものを取り付け、流れの中で仕掛けが動くよう工夫していた。

話をしてくれた方は、

「体力が無くなってきた人でもやれるコロガシ釣りだよ」

と笑いながら話していた。

しかし私は、その時、

「根掛かりさせずに川底に置く」

という考え方にかなり興味を持った。

そして、その発想をウナギ釣りに応用できないか考え始めた。

▶︎木曽川のコロガシ釣りについてはこちら


現在使っている愛北エリア用のオモリ

現在、愛北エリアでは中通しタイプの丸型オモリに、ステンレス線や丈夫な鉄線を通して使用している。

両端を丸め、道糸と仕掛けを接続できるように加工したものを多用する。

▶︎木曽川のウナギ釣り仕掛けと道具はこちら


なぜ細長くしているのか

普通の丸型オモリは、重力で石と石の隙間へ入り込もうとする。

しかし、そこへ細長い針金部分が加わることで、石へ引っ掛かりにくくなる。

イメージとしては、

「丸型オモリが落ち込もうとするのを、針金が支える」

ような感覚に近い。

もちろん完全に根掛かりしなくなる訳ではない。

ただ、普通のオモリと比べると、かなり改善した。


長さにも意味がある

このオモリは、長ければ良いという訳でもない。

長すぎると水の抵抗を受けやすくなり、流れの影響を受けやすくなる。

逆に短すぎると、石の隙間に入り込みやすくなる。

そのため、自分の行く場所に合わせて長さを調整している。

まだ改善の余地はかなりあると思っている。


愛北エリアでは「動かさない」が重要

愛北エリアの石底では、仕掛けを動かすほど根掛かりリスクが上がる。

そのため私は、

「基本的に動かさない」

ことをかなり意識している。


ズル引きするとほぼ根掛かりする

愛北エリアでは、ズル引きするとかなり高確率で根掛かりする。

特に回収時、着底したまま巻いてしまうと、石の隙間に入り込みやすい。

そのため、キャスト後は軽く糸を張り、基本的にはそのまま待つ。

私はかなりピン張り気味で待つことが多い。

これは鈴や穂先の変化を見やすくするためでもある。

また、ドリフトさせると根掛かりリスクが上がると感じているため、極力仕掛けが流れない状態を意識している。


回収時は一度浮かせる

回収時は、まず竿を軽く煽り、仕掛けを浮かせるようにしている。

底を切ってから回収した方が、石に挟まりにくい。

これはウナギが掛かった時も同じである。

極力浮かせ気味に回収した方が、石に挟まるトラブルが減少する印象がある。


オモリは「ギリギリ流されない重さ」を使う

愛北エリアでは、重すぎるオモリも使いづらい。

重すぎると、回収時に底を引きずりやすくなり、逆に根掛かりしやすくなる。

そのため私は、

「ギリギリ流されない程度」

を基準にオモリを選んでいる。

必要以上に重くしないことも、根掛かり対策の一つだと思っている。

余談だが重力でオモリが隙間に入ろうとするので、軽めでも案外流されないことが多い。


加工用には丸型オモリが良いと思っている

加工用には、丸型オモリが使いやすいと思っている。

丸型は水の抵抗を受けにくく、比較的安定しやすい。

逆に、小判型やオカメ型は、角度によって流れの影響を受けやすい印象がある。

木曽川の流れでは、少し扱いづらいと感じている。


ロケット天秤でも代用可能

この加工が面倒な場合は、ロケット天秤でも代用可能だと思っている。

細長い針金部分があるため、普通のオモリより根掛かりしにくい。

ただし、水の抵抗は受けやすいため、少し重めを使用した方が安定しやすい。


針は小さめを使っている

私はウナギ針については、小さめのものを使用している。

ウナギは観察していると、すぐに飲み込むというより、ゆっくり飲み込んでいく印象がある。

どちらかと言えば、蛇が獲物を飲み込む動きに近いように感じる。

そのため、アタリがあってもすぐには合わせない。

約60秒ほど待ち、しっかり飲み込ませてから合わせるようにしている。


鈴やケミホタルがあると便利

愛北エリアのウナギ釣りは夜釣りが中心になる。

そのため、

・鈴
・ケミホタル

などがあると、かなりアタリが分かりやすくなる。

特に複数本出している時は、音と光があるとかなり助かる。


愛北エリアのウナギ釣りは待ち時間も魅力

ウナギのぶっこみ釣りは、仕掛けを投入した後は基本的に待つ時間が長い。

私は椅子へ座り、カップラーメンやコーヒーを飲みながら、のんびり待つことが多い。

静かな夜の川を眺めながら過ごす時間も、この釣りの魅力だと思っている。

ただ魚を釣るだけではなく、

「夜の木曽川でゆっくり時間を過ごす」

ような感覚に近い。

まとめ

愛北エリアのウナギ釣りは、一般的なぶっこみ釣り仕掛けをそのまま使うと、石底による根掛かりにかなり悩まされることになる。

そのため私は、流しガリの考え方を参考にしながら、細長い自作オモリを使用している。

また、愛北エリアでは、

・仕掛けを極力動かさない
・ズル引きしない
・回収時に一度浮かせる

といった点もかなり重要だと思っている。

ウナギ釣りは、シンプルな置き竿の釣りに見える。

しかし実際は、流れ、石底、オモリ形状などを考えながら調整していく、かなり奥の深い釣りだと感じている。

愛北エリアは釣り人も少なく、静かな夜の木曽川でゆっくり過ごせるのも魅力の一つである。

これから愛北エリアでウナギ釣りを始める方の参考になれば幸いである。


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