苦労して釣ったウナギは、どうせなら美味しく食べたい。
私自身、炭火で焼いて食べる場合は泥抜きをしてもしなくても、それほど気になることは少ないと感じている。
しかし近年は住宅事情も変わり、自宅の魚焼きグリルで調理する人も多いだろう。
そうなると泥抜きの効果は意外と大きい。
今回は私が実際に行っている、比較的簡単なウナギの泥抜き方法を紹介したいと思う。
そもそも泥抜きは必要なのか
ウナギの泥臭さは生息環境によって大きく変わる。
木曽川のような流れのある場所で釣れたウナギは、元々それほど泥臭くないことも多い。
また、炭火でじっくり焼けば臭いはほぼ気にならなくなる。
それでも私は泥抜きを行う。
理由は単純だ。
せっかく釣った天然ウナギなのだから、できるだけ良い状態で食べたいからである。
私が使っている泥抜き設備
泥抜きというと難しく聞こえるかもしれないが、設備自体は非常にシンプルだ。
45cm程度の衣装ケース
私が使用しているのはホームセンターなどで購入できるフタ付きの衣装ケースである。
大きさは45cm程度。
ロック付きならなお良い。
ウナギは脱走の名人なので、フタは必須である。
エアーポンプとエアーストーン
魚飼育用のエアーポンプを使用する。
価格は数千円程度の物で十分。
ホースの先にはエアーストーンを取り付ける。
エアーストーンを使うことで空気の粒が細かくなり、水に酸素が溶け込みやすくなる。
フタに穴を開ける
私は衣装ケースのフタに電動ドリルで穴を開けている。
その穴にエアーポンプのホースを通すだけだ。
これでフタを閉めたままエアーレーションが行える。
ウナギを入れる前の準備
泥抜きを始める前に少しだけ準備をする。
私はほぼ満水で管理している
以前は水量を少なめにしていたこともある。
しかし現在は、ほぼ満水に近い状態で管理している。
理由は夏場特有の温度変化を少しでも緩やかにするためだ。
水量が多い方が急激な温度上昇や温度低下が起きにくい。
また、夏場は酸欠防止にも繋がる。
洗濯ネットを使う
ウナギは洗濯ネットに入れて管理する。
ネットは粗めで構わない。
ただし、ウナギが出られないことが条件だ。
複数匹いる場合は必ず分ける
これは非常に重要である。
複数のウナギを同じケースに入れること自体は問題ない。
しかし洗濯ネットは一匹ずつ分けて使用することをおすすめする。
ケンカを防ぐため
ウナギ同士は噛み合うことがある。
傷が付けば状態も悪くなる。
そのため一匹ずつ管理した方が安心だ。
水質悪化を防ぐため
ウナギは粘液を多く出す魚である。
まとめて入れると水がベタベタになりやすい。
私はこれをウナギ同士のケンカの時に多く見られる現象と考えている。
私は最大5匹まで管理した
過去には5匹同時に泥抜きを行ったこともある。
その際はエアーレーションを強化し、室温にも気を配っていた。
通常の釣行で持ち帰る匹数であれば十分対応できると思う。
泥抜き期間はどれくらいか
私は1週間程度を目安にしている。
ウナギは夜行性で活動量も少ない。
そのため餌を与えなくても比較的長期間生存できる。
泥が抜けた目安
泥抜きが進むと、水の汚れ方が変わってくる。
入れた直後は驚くほど水が汚れる。
しかし日数が経つにつれて汚れ方が落ち着いてくる。
私はこれを泥抜き完了の目安の一つとしている。
長すぎる泥抜きはおすすめしない
長期間生かしておくこと自体は可能だ。
しかし泥抜きを長く続け過ぎると痩せてしまう。
せっかくの天然ウナギなので、状態が良いうちに食べたい。
水換えは毎日行う
私は基本的に1日1回水換えをしている。
半分換水が基本
半分程度の水を抜き、新しい水を入れるだけで十分である。
汚れがひどい場合は全換水も可能
洗濯ネットに入れているため管理は簡単だ。
バケツにネットごと避難させる。
衣装ケースの水を全部入れ替える。
再びウナギを戻す。
これだけである。
カルキ抜きは必要か
この辺りは人によって意見が分かれると思う。
私はカルキ抜きをしていない。
水道水をそのまま使用している。
それでも今までウナギが死んだことはない。
夏場の管理で注意すること
ウナギは非常に丈夫な魚である。
私の部屋は真夏になると38℃近くになることもある。
それでも泥抜き中のウナギは生きていることが多い。
しかし、だからといって油断はできない。
直射日光は危険
私が泥抜き中にウナギを死なせたことがあるのは一度だけだ。
原因は直射日光だった。
ケース内の温度が上がり過ぎてしまったのである。
そのため泥抜き中は必ず日陰で管理することをおすすめする。
まとめ
私が実践している泥抜き方法は非常にシンプルだ。
- フタ付き衣装ケース
- エアーポンプ
- エアーストーン
- 洗濯ネット
これだけで十分管理できる。
泥抜き期間は1週間程度。
水換えは可能な限り毎日。
せっかく苦労して釣った天然ウナギだ。
最後まで丁寧に管理して、美味しく味わっていただきたい。
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